ゼルヤンツ錠

薬の勉強
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関節リウマチ、JAK阻害シリーズ2つ目です

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調剤時チェックリスト

適応 関節リウマチ・潰瘍性大腸炎の二次治療

用法 基本1日2回 中等度以上の肝・腎機能障害で1日1回

併用 CYP3A4/2C19阻害・誘導ないか 免疫抑制剤有無

既往 心血管系事象のリスク因子有無

   *心血管系事象のリスク因子・・・喫煙、高血圧、糖尿病、冠動脈疾患の既往等

血球異常有無 好中球数が500/mm3 未満/リンパ球数が500/mm3 未満/ヘモグロビン値が8g/dL未満

基本情報

成分名 トファシチニブ

    シチニブ・・・JAK阻害剤

効能効果・用法用量

①関節リウマチの二次治療 1回5㎎ 1日2回

     ②中等~重度の潰瘍性大腸炎の維持・寛解導入治療の二次治療    

      ・寛解導入なら 1回10㎎ 1日2回 8週⇒効果不十分ならもう8週

      ・維持療法なら 1回5㎎ 1日2回⇒効果減弱または難治例には維持でも1回10㎎へ増量可

     *中等度の肝機能障害を有する患者には、5mgを1日1回

     *中等度又は重度の腎機能障害を有する患者には、5mgを1日1回

作用機序 JAK1,3阻害

主な副作用

5%以上で鼻咽頭炎、頭痛、血中クレアチニンホスホキナーゼ上昇

製剤上の注意

フィルムコーティング錠

粉砕可否 不明

一包化可否 不明

*IFからは無包装状態でも湿度、温度、光による際立った変質はないように思われる(私見)

併用注意

主にCYP3A4代謝、またCYP2C19も代謝に関与しているため、

それぞれの酵素阻害・誘導剤との併用は注意

メモ

関節リウマチ領域における世界初のJAK阻害剤

既存治療で効果不十分な潰瘍性大腸炎領域における世界初のJAK阻害剤

それぞれの臨床試験の評価項目で有意差が認められたのはACR20(プラセボとの比較)

メトトレキサートで効果不十分な活動性関節リウマチ患者(全集団797例、 うち日本人118例を含む)を対象とした国際共同試験(添付文書 17.1.8 国際共同試験参照)では

関節破壊進展防止効果の指標であるmTSSのベースラインからの平均変化量については有意差はみとめられていない

参考文献 ゼルヤンツ錠5㎎ 添付文書・インタビューフォーム

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